こんにちは!
五十肩専門治療院「lism」(リズム)です!!
今日は、腕のしびれやだるさ、痛みなどの症状が出る
「胸郭出口症候群」(疑)の患者さんについて
お伝えします。
この方は、柔道の選手です。
練習では、常に相手の道着をもち、
相手をいかにして崩して技を仕掛けるか
という激しい格闘技です。
そのため、腕や肩周辺の筋肉をかなり使います。
この患者様も筋肉がものすごく発達している選手です
その筋肉が、ある部分が硬くなってしまうことで
神経や血管を圧迫してしまい、いろいろな症状を
出してしまうこともあります。
この選手の場合は、「小胸筋」と呼ばれる
大胸筋の奥にある筋肉が硬くなっていました。
そのため、腕を下げているときはそれほどでもないですが
腕を上げたり、腕による力を発揮するときに
うまく力が入らなかったりするような症状があったようです。
実際に、腕を上げた状態で脈拍を見るテスト「ライトテスト」
にて、やや拍動が弱まっていました。
施術では、肩甲骨、その周囲の筋肉である、
僧帽筋、菱形筋、前鋸筋、広背筋、肩甲挙筋
肩関節周囲筋でインナーマッスルと呼ばれる
棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋
などを柔らかくしていく施術を行います。
施術後は、腕を上げても血管が浮くことはありませんでした。
拍動も問題なく触れ、症状も改善しました。
肩関節の痛みも、胸郭出口症候群のような症状での
状態でも、同じく肩関節周囲や肩甲骨周囲の柔らかさは
とても大事です。
もし、野球肩、水泳肩、その他スポーツでの肩の痛みで
お困りの方、是非一度、お気軽にご相談ください。